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徳島大学医学部耳鼻咽喉科
教授 武田 憲昭先生
脳内の特定の場所や、運動機能をつかさどる小脳やその近くの脳幹で、血管が詰まったり、出血したり、腫瘍ができたりすると、めまいが起こることがあります。
「
脳梗塞
」や「
脳出血
」が起こると、小脳や脳幹(のうかん)に十分な血液が運ばれず、働きが異常となり、めまいが起こります。
首から脳へとつながる椎骨(ついこつ)動脈と脳底(のうてい)動脈の血液が不足すると、脳に十分な血液が運ばれず、めまいが起こります。これは、「
椎骨脳底動脈循環不全(ついこつのうていどうみゃくじゅんかんふぜん)
」という病気です。
からだのバランスを保つ情報を脳へ伝える前庭(ぜんてい)神経に腫瘍ができるとめまいが起こります。これは、「
聴神経腫瘍
」という病気です。また、その他の「
脳腫瘍
」でもめまいが起こります。