Q1 | めまいで受診する際、どのようなことを医師に話したらいいですか? |
A1 | めまいが起こった時の状況やめまい以外の症状の有無、病気の既往歴などを伝えましょう。 |
次のようなことを受診の際に伝えると医師はめまいの原因を判断するのに大変参考になります。
(参考:めまいセルフレポート) |
Q2 | めまいで受診した場合、一般的にどのような検査をするのですか? |
A2 | 問診による詳しい診察の後に、めまいの原因を調べるため、必要に応じて次のような検査を行います。 |
当科では、患者さんから病状などを詳しく聞き(Q1参照)、耳の異常が原因と疑われた場合は聴力検査を行います。その後、鼓膜の様子を診たり、耳のレントゲンを撮ったりして耳のどの部分に異常があるかを調べます。さらに、内耳(ないじ)の平衡機能にどのような異常があるかを調べるため、眼球の動きを観察する眼振(がんしん)検査や、体のふらつき程度を観察する体平衡検査を行う場合があります。
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Q3 | めまいの検査で耳の中に水を入れる検査があると聞いたのですが本当ですか? |
A3 | カロリックテスト(温度刺激検査)という検査で、耳に刺激をあたえてめまいを起こし、どちら側の耳に異常があるかを調べます。 |
耳の中に冷たい水またはお湯を注入すると、体温との温度差によって耳の奥(内耳:ないじ)が刺激されます。すると、耳の機能が正常な場合はめまいが誘発されます。そのときの眼球の動きをみることにより、どちら側の耳に異常があるかを調べることができます。(カロリックテストでは、冷水・お湯のかわりに冷風・温風を使用する方法もあります)。 |