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「寝耳に水」の語源 |
「寝耳に水」とは、寝ている時に水が耳に入ってきて驚いたというわけではなく、聞こえてきた「洪水」の音からきています。昔はダムや堤防の整備(治水)が十分でなく、大雨が降ると河川が氾濫することが多く、寝ているところに突然大水が出て、「水だ!」という叫び声が聞こえたということからきているのです。このことから、不意の出来事に驚きあわてることを例えて、「寝耳に水」という表現が使われています。
ところで、本当に耳の中に水を入れるとどうなると思いますか?
実は、“めまい”が起こるのです。 |
耳に水を入れるとめまいが起こるのはなぜ? |
体温より冷たい液または温かい液を耳の中に入れると、注入部位の急激な温度変化によってその部位のリンパ液の流れが変化します。耳の働きが正常な場合は、耳の中にある内耳(ないじ)がこの変化に反応してめまいが起こります。
めまいの原因を調べる方法として、上記の原理を利用した「カロリックテスト(温度刺激検査)」が行われます。(参考:専門医に聞く) |
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