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目が舞う? 回る? |
“めまい”は「眩暈(げんうん)」ともいいます。平安時代につくられた辞書、和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう) に “眩” は「女久流女久夜万比(めくるめくやまひ)」と書かれていますので、これを縮めて“眩”の状態を“め”+“まひ(い)”というようになったようです。現代用語に置き換えると、目+舞いで「目が舞う」という意味になります。ここでいう「舞う」には「回る」という意味も含まれます。すなわち、グルグル回る回転性のめまい、フワフワふらつく浮動性のめまいや立ちくらみなど、すべての症状を総称して“めまい”と呼んでいます。 |
日本語と英語の違い |
日本語では“めまい”という一つの単語しかありませんが、英語では回転するように感じるめまいの症状をvertigo(バーティゴ)、それ以外のめまいの症状をdizziness(ディジネス)と使い分けて呼んでいます。 |
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